ユダヤ人の歴史-古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで / 鶴見 太郎
ユダヤ人の歴史-古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで
  • 著者:鶴見 太郎
  • 出版社:中央公論新社
  • 装丁:新書(336ページ)
  • 発売日:2025-01-22
  • ISBN-10:4121028392
  • ISBN-13:978-4121028396
内容紹介:
ユダヤ教を信仰する民族・ユダヤ人。学問・芸術に長けた知力、富のネットワーク、ホロコーストに至る迫害、アラブ人への弾圧―。五大陸を流浪した集団は、なぜ世界に影響を与え続けているのか。… もっと読む
ユダヤ教を信仰する民族・ユダヤ人。学問・芸術に長けた知力、富のネットワーク、ホロコーストに至る迫害、アラブ人への弾圧―。五大陸を流浪した集団は、なぜ世界に影響を与え続けているのか。古代王国建設から民族離散、ペルシア・ローマ・スペイン・オスマン帝国下の繁栄、東欧での迫害、ナチによる絶滅計画、ソ連・アメリカへの適応、イスラエル建国、中東戦争まで。三〇〇〇年のユダヤ史を雄大なスケールで描く。

目次
序章 組み合わせから見る歴史
第1章 古代―王国とディアスポラ(ユダヤ教以前のユダヤ人?―メソポタミアとエジプトのあいだで;ユダヤ教の成立―バビロニアとペルシア帝国;ギリシアとローマ―キリスト教の成立まで)
第2章 古代末期・中世―異教国家のなかの「法治民族」(ラビ・ユダヤ教の成立―西ローマとペルシア;イスラーム世界での繁栄―西アジアとイベリア半島;キリスト教世界での興亡―ドイツとスペイン)
第3章 近世―スファラディームとアシュケナジーム(オランダとオスマン帝国―スファラディームの成立;ポーランド王国との邂逅―アシュケナジームの黄金時代;偽メシア騒動からの敬虔主義誕生―ユダヤ教の神秘主義)
第4章 近代―改革・革命・暴力(ドイツとユダヤ啓蒙主義―同化主義なのか;ロシア帝国とユダヤ政治―自由主義・社会主義・ナショナリズム;ポグロムトホロコースト―東欧というもう一つのファクター)
第5章 現代―新たな組み合わせを求めて(ソ連のなかの/ソ連を超えるユダヤ人―社会主義的近代化;パレスチナとイスラエル―「ネーション」への同化;アメリカと文化多元主義―エスニシティとは何か)
むすび

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