グラウンド・ゼロを書く-日本文学と原爆-
- 著者:ジョン・W・トリート
- 翻訳:水島 裕雅,成定 薫,野坂 昭雄 監訳
- 出版社:法政大学出版局
- 装丁:単行本(678ページ)
- 発売日:2010-07-05
- ISBN-10:4588470043
- ISBN-13:978-4588470042
- 内容紹介:
- 原爆文学とはなにか──「直視しがたいもの」を正面から見すえ,「沈黙でしか語りえないもの」を既成の言語によって語ろうとするその特質を分析した本書は,広島と長崎の文学を中心としながら,非被… もっと読む原爆文学とはなにか──「直視しがたいもの」を正面から見すえ,「沈黙でしか語りえないもの」を既成の言語によって語ろうとするその特質を分析した本書は,広島と長崎の文学を中心としながら,非被爆者の作品にも視野を広げ,文学史や文芸批評はもとより,哲学や精神分析学,歴史学や政治学,科学史の方法をも駆使して説得力ある議論を展開する.唯一の被爆国である
日本の研究者が書きえなかった包括的かつ緻密な原爆文学研究の大著.
序章
残虐行為を言葉に
ジャンルとポスト・ヒロシマの表象
三つの論争
原民喜とドキュメンタリーの誤信
詩自身へ抗う詩
大田洋子と語り手の位置
大江健三郎──ヒューマニズムとヒロシマ
井伏鱒二──自然,郷愁,記憶
長崎と人間の未来
原爆と核と全体性──小田実
結語──それから,のこと
原注・訳注/参考文献/人名索引
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