
1958(昭和33)年、北海道生れ。フリーライター。法政大学文学部哲学科卒業。西武百貨店系洋書店勤務の後、『宝島』『別冊宝島』の編集に携わる。1993(平成5)年頃よりライター業に専念。「哲学からアダルトビデオまで」を標榜し、コラム、書評、インタビューなど幅広い分野で活躍中。著書に『そうだ、京都に住もう。』『「本が売れない」というけれど』『茶室がほしい。』『いい家は「細部」で決まる』(共著)などがある。
- 著作:
永江 朗の書評/解説/選評
- 『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか: 知られざる戦後書店抗争史』(平凡社)永江 朗
これを読まずして書店について語ることなかれ、といいたくなるような快著。書店組合団体の刊行物をはじめさまざまな文献を渉猟して戦後の新刊書店の…
書評 - 『日本ファッションの一五〇年: 明治から現代まで』(吉川弘文館)永江 朗
『東大ファッション論集中講義』(ちくまプリマー新書)が話題になった著者が、この150年間、日本人は何を着てきたのかを振り返る。近代西洋のファッ…
書評 - 『ブック・ウォーズ――デジタル革命と本の未来』(みすず書房)永江 朗
発見される個性、情報のブラックホール電子書籍を読むための端末が相次いで登場した20年ほど昔、「紙の本はなくなるのか」「紙と電子は共存できるか…
書評 - 『4 3 2 1』(新潮社)永江 朗
米社会の日々、大人に成長する時間1947年に米国ニューヨーク市の近郊で生まれたユダヤ人3世の少年が、さまざまな経験を重ねて大人になるまでを描い…
書評 - 『生きるための読書』(新潮社)永江 朗
著者には「お祭り読書」と名づける読書術がある。新しい問題にぶつかるたびに、それと関連する本を大量に読みまくるというものだ。齢を重ね、自身を…
書評 - 『2月1日早朝、ミャンマー最後の戦争が始まった。』(寿郎社)永江 朗
ミャンマーで軍事クーデターが発生してから4年近くになる。現在も軍による圧政が続く。本書はクーデターの背景や、軍の暴虐、そして抵抗を続ける人び…
書評
永江 朗の読書日記/コラム/対談・鼎談