オリヴァー・サックス 最後のインタヴューと対話
- 著者:オリヴァー・サックス
- 翻訳:田村 浩二
- 出版社:株式会社一灯舎
- 装丁:単行本(ソフトカバー)(169ページ)
- 発売日:2024-05-09
- ISBN-10:490760081X
- ISBN-13:978-4907600815
- 内容紹介:
- 本書は、神経科医であり、障害のある人に対する独特の解釈や自らの経験を記した多くの著作があるオリヴァー・サックスのインタヴュー集である。インタヴューはほぼ三十年の期間にわたっており… もっと読む本書は、神経科医であり、障害のある人に対する独特の解釈や自らの経験を記した多くの著作があるオリヴァー・サックスのインタヴュー集である。インタヴューはほぼ三十年の期間にわたっており、サックスが亡くなる約四カ月前に行われた「サックス博士の回想」は、最も印象的である。インタヴューはさまざまな話題を含んでいるが、それらは、暖かさ、共感、そして独創的な好奇心という精神によって統一されている。対話を通じて、読者は、著書とは異なるサックスのまた別の一面を感じ取るだろう。
翻訳書では、サックスの著作になじみのない読者のために、サックス自身の著作の引用を含め、多くの訳注が追加されている。訳注を適時参照することによって、対話の内容や背景をより深く理解することができるだろう。
近年において生成AIの性能が大幅に向上し、今後も高まり続けるだろう。しかし、本書でサックスが語っているような、人間が持つ深い共感や思索、無意識、そして経験から生み出される独創性な考えは、AIには決して生成できないかもしれない。生物である人間の精神と身体が持つ柔軟さと豊かな潜在力を改めて認識させてくれる一冊である。
日本語版の編集にあたって
編集者の覚え書き
神経学者オリヴァー・サックス
テリー・グロスによるインタヴュー
「フレッシュ・エア」
1987年10月1日
火星の人類学者
チャーリー・ローズによるインタヴュー
「チャーリー・ローズ」
1995年2月
スタッズ、サックス、そして左利きの技能
スタッズ・ターケルによるインタヴュー
「ザ・スタッズ・ターケル・プログラム」
1995年
オリヴァー・サックスの洞察への道としての共感
リサ・バレルによるインタヴュー
「ハーヴァード・ビジネス・レヴュー」
2010年11月
老いの喜び
トム・アシュブルックによるインタヴュー
「オン・ポイント」
2013年7月18日
サックス博士の回想
ロバート・クルルウィッチによるインタヴュー
ブルックリン・アカデミー・オヴ・ミュージックでのライブ録音
2015年5月5日
インタヴュアーについて
訳者あとがき
その他の書店
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