
1927年3月東京に生まれる。東京大学経済学部卒。衆議院議長を務めた父・堤康次郎の秘書を経て、1954年西武百貨店入社。1963年、自ら設立した西友ストアー[現・西友]の社長に、1966年には西武百貨店の社長に就任。その後、クレディセゾン、良品計画、ファミリーマートなど多彩な企業群のセゾングループの代表となる。1991…もっと読む
辻井 喬の書評/解説/選評一覧
『秘花』(新潮社)
辻井 喬この『秘花』には、長年にわたって書き継がれてきた瀬戸内寂聴文学の特徴が出揃っている。咲き揃っていると言ってもいいかもしれない。美少年の世阿…
書評
『戦争のほんとうの恐さを知る財界人の直言』(新日本出版社)
辻井 喬この本が大きな説得力を持ち、読みはじめると途中でやめられない気持になるのは、ここに書かれていることが著者の体験に裏付けられた本音であるから…
書評
『殺意―松本清張短編全集〈04〉』(光文社)
辻井 喬松本清張作品に関心を持ち、長編、短編の別なく古書店で目につけば買ってきて読むようになったのは、ずいぶん後になってからである。そのきっかけに…
解説
『川端康成・三島由紀夫往復書簡』(新潮社)
辻井 喬九八年一月某日 正月に読んだ本のなかで『川端康成・三島由紀夫 往復書簡』(新潮社)は興味深く、いろいろなことを考えさせられる作品であった。雑…
書評
『魔の山』(新潮社)
辻井 喬トーマス・マンの『魔の山』を読んだのはいつの頃だったか正確には覚えていない。ただ、この小説の主人公カストルプと同じ胸の病気を患っていた後の…
書評
『燃える塔』(新潮社)
辻井 喬『燃える塔』は重要な作品である。それは作者が自らの創作活動の原点になっている主題を採り上げているという意味においてばかりではない。現代の文…
書評



















