対談・鼎談
キャサリン・ライアン・ハワード『遭難信号』(東京創元社)、ラグナル・ヨナソン『極夜の警官』(小学館)、ギョーム・ミュッソ『ブルックリンの少女』(集英社)
- 2018/07/17
川出正樹と杉江松恋の翻訳メ~ン2018年6月号前編
翻訳ミステリーばっかり読んでいる書評家・川出正樹と杉江松恋が翻訳ミステリー大好きなあなたのために、お薦めの本をトークでご紹介します。今回はだいたい2018年6月刊行分ですが、ちょっと例外もあります。まずは前半をお聴きください。※ALL REVIEWS事務局注:本記事はYouTube音声でのご紹介になります。
遭難信号
- 著者:キャサリン・ライアン・ハワード
- 翻訳:法村里絵
- 出版社:東京創元社
- 装丁:文庫(522ページ)
- 発売日:2018-06-29
- ISBN-10:4488181074
- ISBN-13:978-4488181079
- 内容紹介:
- アイルランドの小さな町でハリウッドの脚本家を目指すアダム。恋人のサラが海外出張に出かけ、音信不通になってしまう。だが出発から数日後、彼女のパスポートが郵送されてくる。それには「ご… もっと読むアイルランドの小さな町でハリウッドの脚本家を目指すアダム。恋人のサラが海外出張に出かけ、音信不通になってしまう。だが出発から数日後、彼女のパスポートが郵送されてくる。それには「ごめんなさい。S」とサラの字で書かれた付箋が貼ってあったが、封筒の文字は別人のものだった。彼女に何があったのか? アダムは恋人を追い、手がかりをもとに地中海クルーズ船に乗り込む。千以上もの客室を持つ豪華客船で暴かれる予想外の真実。巧みな構成力と謎解きの妙味を味わえる衝撃のサスペンス!
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極夜の警官
- 著者:ラグナル ヨナソン
- 翻訳:吉田 薫
- 出版社:小学館
- 装丁:文庫(317ページ)
- 発売日:2018-07-06
- ISBN-10:4094064230
- ISBN-13:978-4094064230
- 内容紹介:
- 極北の警官「アリ=ソウル」シリーズ第2弾 アイスランド最北の小さな町・シグルフィヨルズル。1年のうち2か月は太陽が山に隠され、日が昇ることがない。その季節が間近となったある日、郊… もっと読む極北の警官「アリ=ソウル」シリーズ第2弾
アイスランド最北の小さな町・シグルフィヨルズル。1年のうち2か月は太陽が山に隠され、日が昇ることがない。
その季節が間近となったある日、郊外の空き家で警察署長が銃撃され、瀕死の重傷を負った。
アリ=ソウルはその日、当直の予定だったが、インフルエンザで休んでいた。撃たれた署長にいくばくかの負い目を感じながら、アリ=ソウルは捜査を始める。
やがて、事件にドラッグと政治家が絡んでいる可能性が見えてきた。市長や副市長への聞き込みを進めるが、そのことがマスコミに漏れ、さらなる悲劇を招く。
一方、事件現場となった空き家には、50年以上前から忌わしい歴史があったことが明らかになるのだが。
極夜の町に連綿と続く負の連鎖――アリ=ソウルは事件を解決できるのか。
世界14カ国で翻訳、英国ではドラマ化が進むベストセラー「警官アリ=ソウル」シリーズ第2弾、満を持しての登場!
解説は杉江松恋さん。
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ブルックリンの少女
- 著者:ギョーム ミュッソ
- 翻訳:吉田 恒雄
- 出版社:集英社
- 装丁:文庫(479ページ)
- 発売日:2018-06-21
- ISBN-10:4087607518
- ISBN-13:978-4087607512
- 内容紹介:
- 失踪した恋人アンナの行方を追うラファエル。元刑事マルクと調査を進めると、過去の連続少女拉致監禁事件や不審な死亡事故に突き当たり……。仏No.1ベストセラー作家が贈る、息もつかせぬサスペンス長編。
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