
1946年生まれ。東京大学文学部教授を経て、現在は東大名誉教授。放送大学名誉教授。『中世のことばと絵』でサントリー学芸賞を、『書物の中世史』で角川源義賞を、共編著『現代語訳吾妻鏡』(吉川弘文館)で毎日出版文化賞を受賞し、近年の著書に『文学で読む日本の歴史』(山川出版社)、『日本の歴史を旅する』(岩波新…もっと読む
五味 文彦の書評/解説/選評一覧
『東アジア海域に漕ぎだす1 海から見た歴史』(東京大学出版会)
五味 文彦現在へとみちびく三つの「海の時代」の構図一五九一年、スペイン領フィリッピンでは、膨大で安い中国の綿布や絹が運ばれて、先住民の産業が衰退した…
書評
『織田信長』(吉川弘文館)
五味 文彦徹底して突き放した視線で“英雄”をとらえる日本歴史学会編集の定評ある人物叢書(そうしょ)であるが、意外と著名人の伝記は少なく、古代の天武天皇…
書評
『東アジアのなかの日本歴史〈2〉奈良文化と唐文化』(六興出版)
五味 文彦中国の学者が日本語で語った勇気これは大変な企画である。たとえば、日本の学者がアメリカ人を読者に、英語でアメリカの通史を書く。こんなことを想…
書評
『愚行の世界史』(中央公論新社)
五味 文彦政治家にこそ読んで欲しい本書名を見ると、何やら最近の社会科からの地歴科独立、世界史の必修といった動きが思い出されてくるが、もちろん本書はそ…
書評



















