限界ニュータウン 荒廃する超郊外の分譲地
- 著者:吉川 祐介
- 出版社:太郎次郎社エディタス
- 装丁:単行本(ソフトカバー)(240ページ)
- 発売日:2022-09-30
- ISBN-10:4811808509
- ISBN-13:978-4811808505
- 内容紹介:
- 千葉県の北東部や外房方面には、俗に「限界住宅地」「超郊外住宅地」、あるいは「限界ニュータウン」と呼ばれるような分譲地が数多く存在する。そのほとんどが1970年代半ばから80年代にかけて… もっと読む千葉県の北東部や外房方面には、俗に「限界住宅地」「超郊外住宅地」、あるいは「限界ニュータウン」と呼ばれるような分譲地が数多く存在する。そのほとんどが1970年代半ばから80年代にかけて、投機目的で分譲されたミニ住宅地である。 道路は狭く、アクセスする公共交通手段もなく、上下水道なし──買う人もなく、売れない分譲区画は荒れ地化していく。 そのような限界ニュータウンに赴き、その現状を辿ってきた著者が、限界ニュータウンの誕生をひもとき、その利活用を考える。
□おもな目次
[プロローグ]超郊外の限界ニュータウン
1章 限界ニュータウンとはなにか
空き地だらけの「ニュータウン」
荒れはてる共有地
交通利便性ゼロの立地
売りたくても売れない更地
[コラム]「限界ニュータウン」という呼称について
ずさんな造成がもたらしたもの
悩ましい水道・ガス問題
放棄される分譲地
空き地に立つ謎の看板
賃貸化は活路となるか
[コラム]地元の不動産会社社長に聞く
〈写真で見る限界ニュータウン〉
2章 限界ニュータウンで暮らす
現在の貸家に引っ越すまで
限界分譲地での物件選び
暮らしの利便性をめぐって
住んでわかった特異な事情
共同インフラ問題を考える
[コラム]ニュータウンで生まれ育つということ
3章 限界ニュータウンを活用する
親子二代にわたる活用リレー
定住者のいる限界別荘地
限界ニュータウンで小屋暮らし
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